メディア運営・伴走支援 2021〜2022
取材・撮影・執筆など記事制作の伴走支援
沖永良部島で働く人たちの仕事とストーリーを、地元高校生が取材・執筆を行い、島の内外に伝えるプロジェクト「えらぶ仕事図鑑」の制作伴走支援など。
2021年7月から2022年3月にかけ、沖永良部島で唯一の高校である鹿児島県立沖永良部高等学校の「沖高みらい探求プロジェクト」(三菱みらい財団の助成対象事業に採択)の一環として、島の職業人を紹介する『えらぶ仕事図鑑』の制作に携わりました。
私は外部講師および編集者として、高校2年生の生徒たちへ取材・執筆の指導から、最終的な記事の編集まで、トータルで伴走支援を行いました。
島で働く大人たちを高校生が自ら取材
島内には大学や専門学校がないため、生徒のほとんどが卒業と同時に島を離れます。本プロジェクトは、そんな生徒たちに島の仕事を知る機会をつくり、島の魅力を再発見してもらうことを目的に実施されました。
普通科と商業科の2年生、計約90名がグループに分かれ、漁師や花農家、スポーツトレーナー、獣医師、看護師など、島内で働く24名の大人たちへインタビューを実施。私は事前ワークショップで取材の手法や記事の組み立て方、ライターとしての注意点をレクチャーし、生徒たちが自らアポイント取り・取材・執筆した原稿の最終編集を担当しました。
島の魅力を再発見し、未来へつなぐ一冊に
完成した図鑑は島内の全小・中学校に配布されたほか、和泊町・知名町が行う移住相談会などでも活用されているそうです。取材を通じて、生徒たちからは「助産師がいないと島で安心して赤ちゃんを産めなくなる」といった気づきや、「島にこんなすてきな大人がいると知った」という声が上がりました。